![]() 食器洗浄機
专利摘要:
本発明は、洗浄物品を洗浄するための少なくとも2つの洗浄プログラム(2;8,14,20,50)を有する食器洗浄機、とりわけ家庭用食器洗浄機であって、該洗浄プログラムは少なくとも1つの洗浄ステップ(4,10,16,22,52)と濯ぎステップ(6,12,18,24,54)を含む食器洗浄機に関する。本発明は、該食器洗浄機が、少なくとも2つの洗浄プログラム(2;8,14,20,50)の少なくとも2つの濯ぎステップ(6,12,18,24)において、濯ぎ溶液を実質的に同じ高さの最高温度まで加熱することを特徴とする。 公开号:JP2011510716A 申请号:JP2010544656 申请日:2009-01-14 公开日:2011-04-07 发明作者:ローゼンバウアー ミヒャエル 申请人:ベーエスハー ボッシュ ウント ジーメンス ハウスゲレーテ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツングBSH Bosch und Siemens Hausgeraete GmbH; IPC主号:A47L15-46
专利说明:
[0001] 本発明は請求項1の上位概念による食器洗浄機に関する。] 背景技術 [0002] 複数の洗浄プログラムを有する食器洗浄機は公知である。これらのプログラムはユーザによりマニュアルで選択することができ、または洗浄プログラムが食器洗浄機制御部により自動的に選択される。ここでは種々のプログラムが、普通の汚れ方の洗浄物品を洗浄する通常プログラムの他に、例えばとくに汚れのひどい対象物を洗浄するためのプログラム(強力プログラム)、または壊れやすい洗浄物品、例えばガラス製品を優しく洗浄するためのプログラム(ソフトプログラム)が形成されている。その他に、さらにいわゆる急速および/またはエコプログラムを有する食器洗浄機が公知である。これらのプログラムは、プログラム持続時間またはエネルギー消費および/または水消費に関して最適化されている。] [0003] 食器洗浄機用のこの種の洗浄プログラムは、洗浄すべき洗浄物品に洗剤の混合された洗浄溶液が噴射される洗浄ステップ、この洗浄ステップに続く、洗浄物品に濯ぎ補助剤の混合された水が噴射される濯ぎステップからなる洗浄ステップの他に、大きな汚染物を除去するための事前洗浄ステップ、および場合により中間洗浄ステップを有することができる。] [0004] 通常プログラムでは、洗浄溶液が洗浄ステップ中に最高で約45℃から約55℃に加熱され、濯ぎ溶液が最高で約55℃から約65℃の温度に加熱される。これに対して強力プログラムが設けられていれば、洗浄溶液も濯ぎ溶液も最高で約65℃から約75℃に加熱される。これに対してソフトプログラムでは、洗浄溶液が最高で約35℃から約45℃までにしか加熱されず、濯ぎ溶液は最高で約45℃から約55℃までしか加熱されない。] [0005] とりわけ錠剤、粉剤、液体、またはゲル形態の組合せ製品である新種の食器洗剤は、洗浄すべき洗浄物品を約40℃の溶液温度で洗浄することを可能にする。しかしこのような低温食器洗剤は上記のプログラムによっては効率的に使用することができない。なぜなら、通常プログラムおよび強力プログラムでは、洗浄溶液が約40℃をはるかに超えて加熱され、不要なエネルギーが洗浄溶液の加熱のために使用されるからである。これに対してソフトプログラムでは、たしかに洗浄溶液が最高で約35℃から約45℃までしか加熱されない。しかし濯ぎ温度が約50℃から約55℃と低いため、この種のソフトプログラムを使用した場合には、洗浄プログラム終了時の乾燥結果がしばしば不満足なものとなる。] 発明が解決しようとする課題 [0006] したがって本発明の課題は、食器洗浄機、とりわけ家庭用食器洗浄機を改善し、低温食器洗剤を使用する場合に、エネルギーを節約することができ、同時に満足のいく乾燥能力を達成できるようにすることである。] 課題を解決するための手段 [0007] 本発明の課題の解決は、洗浄物品を洗浄するために少なくとも2つの洗浄プログラムを有し、少なくとも1つの洗浄ステップと、少なくとも1つの濯ぎステップを有する食器洗浄機、とりわけ家庭用食器洗浄機を前提にする。] [0008] 本発明の課題は、食器洗浄機が、少なくとも2つの洗浄プログラムの少なくとも2つの濯ぎステップで、濯ぎ溶液を実質的に同じ最高温度に加熱することによって解決される。このようにして簡単に、この種の低温食器洗剤を、不要なエネルギー消費なしで使用することができ、しかも不満足な乾燥結果が生じるような乾燥能力の損失も生じない。ここでは洗浄プログラムの1つ、または少なくとも2つないしはすべての洗浄プログラムを、低温食器洗剤によるエネルギー節約モードのために最適化することができ、しかも同時に乾燥結果が最適化される。] [0009] 好ましい実施形態では、最高温度の温度差を10℃、とりわけ5℃とすることができる。] [0010] さらに好ましくは、食器洗浄機が洗浄プログラムの第1の洗浄ステップで、洗浄溶液を最高の洗浄溶液温度に加熱する。この最高の洗浄溶液温度は、食器洗浄機が濯ぎ溶液を濯ぎステップで加熱する最高の濯ぎ溶液温度よりも低い。このようにしてエネルギー最適化した食器洗浄機の運転が可能であり、乾燥結果が不利に損なわれることがない。すなわち食器洗浄機は、少なくとも2つの食器洗剤による運転のために設計することができ、少なくとも2つの食器洗剤は異なるプロセス温度において、例えば洗浄液温度においてその最適の効率を有する。代替的に食器洗浄器は、低温食器洗剤を使用したエネルギー最適化運転のためにだけ構成することもできる。] [0011] とくに良好な乾燥結果を、エネルギー節約の程度は同じにして達成するために、最高洗浄溶液温度と最高濯ぎ溶液温度との温度差は少なくとも10℃、とりわけ15℃である。したがって、ひどい汚れを除去するために強力プログラムと同じような低温強力プログラムにより、低温食器洗剤を用いてエネルギーを最適化した食器洗浄機の運転を可能にするために、場合により例えば40℃を越える洗浄溶液温度によって食器洗浄機を運転することもできる。] [0012] さらに好ましくは、少なくとも1つの洗浄プログラムで少なくとも1つの洗浄ステップ中に、洗浄溶液を実質的に45℃を越えて加熱せず、濯ぎステップでは濯ぎ溶液の温度が少なくとも一時的に55℃、とりわけ60℃になるようにし、エネルギーを節約した運転を可能にする。ここでは洗浄溶液温度が、洗浄ステップのいずれの時点でも、45℃未満に留まることができる。しかしそれとは異なり、洗浄溶液温度が洗浄ステップの持続時間の最高で10%、とりわけ最高で5%の時間で最高洗浄溶液温度を例えば10%だけ、とりわけ5%だけ上回ることもできる。] [0013] これに対して、通常の汚れを除去するためには、通常プログラムと同じように好ましくは、洗浄溶液温度が実質的に40℃、とりわけ実質的に35℃を上回らないようにする。ここでは洗浄溶液温度が、洗浄ステップのいずれの時点でも、45℃未満に留まることができる。しかしそれとは異なり、洗浄溶液温度が洗浄ステップの持続時間の最高で10%、とりわけ最高で5%の時間で、最高洗浄溶液温度を例えば10%だけ、とりわけ5%だけ上回ることもできる。] [0014] とりわけ良好な乾燥結果を達成するために、有利には濯ぎ溶液温度を少なくとも一時的に、70℃、とりわけ75℃とすることができる。] [0015] 好ましい実施形態では、洗浄プログラムの1つが低温プログラムとして構成されており、別の洗浄プログラムが通常プログラムとして構成されている。ここで低温プログラムの少なくとも1つの洗浄ステップでは、食器洗浄機が洗浄溶液を、通常プログラムの少なくとも1つの洗浄ステップで食器洗浄機が洗浄溶液を加熱する最高洗浄液温度よりも低い最高洗浄溶液温度まで加熱する。] [0016] さらに好ましくは、低温プログラムの少なくとも1つの洗浄ステップの循環時間が、通常プログラムの少なくとも1つの洗浄ステップの循環時間と少なくとも同じ長さである。したがって、洗浄能力の点では通常プログラムに劣らない低温プログラムが作成される。なぜなら、例えば40℃である比較的低い洗浄溶液温度に早期に到達するため場合により洗浄ステップが短縮されても、後洗浄フェーズが対応して延長されることにより補償されるからである。この後洗浄フェーズでは、例えば40℃に加熱された食器洗浄機中の洗浄溶液が温度を一定に保ってさらに循環される。] [0017] 別の好ましい実施形態では、洗浄プログラムが強力プログラムとして構成されている。ここで強力プログラムの少なくとも1つの洗浄ステップでは、食器洗浄機が洗浄溶液を、通常プログラムの少なくとも1つの洗浄ステップで食器洗浄機が洗浄溶液を加熱する最高洗浄液温度よりも高い最高洗浄溶液温度まで加熱する。] [0018] ここで好ましくは、低温プログラムの少なくとも1つの洗浄ステップの循環時間が、強力プログラムの少なくとも1つの洗浄ステップの循環時間と少なくとも同じ長さである。これにより、洗浄ステップでの循環時間が延長されたことにより、強力プログラムと同等の洗浄能力を有する低温プログラムが作成される。] [0019] さらに好ましくは、洗浄プログラムは操作者によって手動で選択可能である。しかしプログラム選択が自動的に、食器洗浄機の制御部によって行われることも考えられる。この場合、プログラム選択は、手動の場合でも、自動プログラム選択の場合でも、使用される食器洗剤の他に、食器の形式と量、その汚れ程度、エネルギー消費および/または水消費ならびに洗浄プログラム実行時間に関する操作者のパラメータ希望に基づくことができる。] [0020] これに関して好ましくは、各選択可能な洗浄プログラムにそれぞれ1つの選択要素が割り当てられている。または選択要素に、洗浄プログラムの数に対応する数の選択手段が設けられている。例えば選択要素はスイッチまたはキー、または複数の選択位置を備える回転選択スイッチとして構成することができる。このために選択要素は対応して食器洗浄機の制御部と接続されており、制御部では種々のプログラムが記憶媒体にファイルされている。制御部は、プログラム実行の制御のために食器洗浄機の個別の機器、例えばアルカリポンプおよび循環ポンプおよび自動湯沸器と接続されている。] [0021] 別の好ましい実施形態では、第1と第2の選択要素が設けられており、少なくとも1つの選択可能な洗浄プログラムが、2つの選択要素の所定の組合せに割り当てられている。ここでは、選択要素を同時にまたは順次連続して操作すると、洗浄プログラムが選択される。対応して、選択要素は食器洗浄機の制御部と接続されており、制御部では種々のプログラムが記憶媒体にファイルされている。制御部は、プログラム実行の制御のために食器洗浄機の個別の機器、例えばアルカリポンプおよび循環ポンプおよび自動湯沸器と接続されている。] [0022] 別の好ましい実施形態では、選択可能な洗浄プログラムが少なくとも2つの群に割り当てられている。ここで第1の群の洗浄プログラムにはそれぞれ1つの選択要素が割り当てられているか、または選択要素は洗浄プログラムの数に対応する数の選択手段を備え、第2の群の洗浄プログラムは2つの選択要素を同時にまたは順次連続して操作することにより選択可能である。したがって例えば、第1の選択要素に基づいて、通常プログラム、強力プログラム、またはソフトプログラムを選択することができ、第2の選択要素に基づいて、低温洗剤を使用する場合には最高洗浄溶液温度を低下することによりエネルギーを節約することができる。この構成によって、とりわけ分かりやすく快適な操作が提供される。] [0023] このために好ましくは、食器洗浄機が第2の群の少なくとも1つの洗浄プログラムで、洗浄溶液を最高洗浄溶液温度に加熱する。この最高洗浄溶液温度は、食器洗浄機が濯ぎ溶液を第1の群の洗浄プログラムで加熱する最高濯ぎ溶液温度よりも低い。] [0024] さらに本発明の課題を解決するために、本発明の食器洗浄機で食器を洗浄するための方法は、食器を洗浄するための少なくとも2つの洗浄プログラムから選択するステップを少なくとも含み、洗浄プログラムはそれぞれ少なくとも1つの洗浄ステップと濯ぎステップを含む。ここで本発明によれば、濯ぎステップで濯ぎ溶液が、実質的に同じ高さの最高温度まで加熱される。] [0025] この方法の有利な改善形態は、従属請求項に記載されている。] [0026] 以下、本発明を図面に基づき詳細に説明する。] 図面の簡単な説明 [0027] 本発明の食器洗浄機の第1実施形態を示す図である。 本発明の食器洗浄機の第2実施形態を示す図である。 本発明の食器洗浄機の第3実施形態を示す図である。 本発明の低温プログラムの概略図である。 通常プログラムの概略図である。 強力プログラムの概略図である。 家庭用食器洗浄機のためのソフトプログラムの概略図である。 本発明の低温−強力プログラムの概略図である。] 実施例 [0028] まず図1から8を参照する。] 図1 [0029] 図示されているのは食器洗浄機(図示せず)の操作パネル28の3つの実施例である。この操作パネルには本実施例でキー30,32,34,38,42,44として、または回転選択スイッチ40として構成された選択要素が配置されており、選択要素は食器洗浄機(図示せず)の制御部と作用接続している。このために選択要素30,32,34,38,42,44は対応して食器洗浄機の制御部と接続されており、制御部では種々の洗浄プログラムが記憶媒体にファイルされている。制御部は、プログラム実行の制御のために食器洗浄機の個別の機器、例えばアルカリポンプおよび循環ポンプ(両者とも図示せず)および自動湯沸器と接続されている。] [0030] 食器洗浄機は本実施例では、低温で効果のある食器洗剤に適合しない3つの洗浄プログラムを有する。これらは、通常の汚れの食器を洗浄するための通常プログラム8(図5参照)、汚れのひどい食器を洗浄するための強力プログラム14(図6参照)、および例えばガラス製品や他の脆弱な食器を洗浄するためのソフトプログラム20(図7参照)である。これらの洗浄プログラム8,14,20には、選択要素としてプログラムキー・通常プログラム30、プログラム選択キー・強力プログラム32およびプログラム選択キー・ソフトプログラム34が割り当てられており、これらは第1の群にまとめられており、操作者による洗浄プログラム選択の操作を容易にするため、対応して組で操作パネル28に配置されている。上記の洗浄プログラムの他に別の洗浄プログラムも公知であり、例えば特別にエネルギーおよび水の消費を抑えて設計したエコプログラムまたは所要時間の短い急速プログラムがある。しかしこの種のプログラムは分かりやすくするため、ここには示されていない。] 図5 図6 図7 [0031] さらに第2の群48の洗浄プログラムが設けられている。これらの洗浄プログラムは低温食器洗剤による運転に適合されており、対応する選択要素に割り当てられている。本実施例でこれは、低温プログラム2(図5参照)と付加的な低温−強力プログラム50(図8参照)である。] 図5 図8 [0032] 引き続き図1から3を参照する。] 図1 [0033] 第1の実施例(図1参照)では、低温プログラム2が、低温プログラム2に割り当てられたプログラム選択キー・低温プログラム36の操作により選択される。] 図1 [0034] これに対して、第2および第3の実施例では、低温プログラム2の他に付加的な低温−強力プログラム50が設けられている。第2の群48の選択要素は、プログラム選択キー・低温プログラム38として構成することができ、したがって第1の群46と第2の群48の選択要素38,40の操作を組み合わせることにより、すなわち同時または順次連続して操作することにより洗浄プログラムを選択することができる。代替としてこれらの低温プログラム2,50に選択要素として、プログラム選択キー・低温プログラム42とプログラム選択キー・低温−強力プログラム44を割り当てることができる。これらも同様にキーとして構成することができ、第2の群48にまとめて操作パネル28に配置されている(図3参照)。] 図3 [0035] したがって通常プログラム8,強力プログラム14またはソフトプログラム20の選択は、第1および第3の実施形態(図1と図3)では操作者により、それぞれの洗浄プログラムに割り当てられたプログラムキー・通常プログラム30,プログラム選択キー・強力プログラム32、およびプログラム選択キー・ソフトプログラム34に基づいて行われる。第2の実施形態(図2)ではこのために、回転選択スイッチ40が設けられており、この回転選択スイッチは洗浄プログラム数に対応する数のスイッチ位置を有する。] 図1 図2 図3 [0036] これに対して低温食器洗剤要の低温プログラム2の選択は、プログラム選択キー・低温プログラム36(図1)を介して行われる。その代わりに、選択キー・低温プログラム38の操作によって、通常プログラム2と強力プログラム14の最高洗浄溶液温度を、所定の値、例えば10℃から20℃だけ低下させることができる。これにより追加で、低温強力プログラム50が選択される。] 図1 [0037] 第3の実施形態では(図3参照)、プログラムキー・通常プログラム30,プログラム選択キー・強力プログラム32、および低温プログラム2と低温強力プログラム50用のプログラム選択キー・ソフトプログラム34の他に、プログラム選択キー・低温プログラム42とプログラム選択キー・低温強力プログラム44が設けられており、これらに基づいてプログラム選択が行われる。] 図3 [0038] 次に図4から8を参照する。] 図4 [0039] 図示されているのは、低温プログラム2(図4)、通常プログラム8(図5)、強力プログラム14(図6)およびソフトプログラム20(図7)、ならびに低温強力プログラム50(図8)である。これらでは分かりやすくするために、事前洗浄および/または中間洗浄ステップは図示されていない。] 図4 図5 図6 図7 図8 [0040] ここでそれぞれのプログラム2,8,14,20,50は洗浄ステップ4,10,16,22,52と濯ぎステップ6,12,18,20,54を有する。洗浄ステップでは、洗浄すべき洗浄物品に洗浄溶液、すなわち洗剤の混合された水が噴射され、濯ぎステップでは、洗浄物品に濯ぎ補助剤の混合された水が噴射される。] [0041] 食器洗浄機(図示せず)の操作パネル(28)に基づいて、操作者は洗浄プログラムから、とくに汚れのひどい洗浄物品を強力プログラム14による強力洗浄で洗浄すべきか、または汚れの軽い洗浄物品、例えばグラスをソフトプログラム20により洗浄すべきかに応じて1つを選択することができる。これに対して通常の汚れの洗浄物品を洗浄するために、通常プログラム8が設けられている。通常プログラムでは、本実施例では洗浄ステップ10で、洗浄溶液が約50℃の温度に加熱され、一方、強力プログラム14では、本実施例では洗浄溶液が洗浄ステップ16で約70℃の温度に加熱される。これに対してソフトプログラム20では、本実施例では洗浄溶液が約40℃に加熱される。] [0042] 濯ぎステップ12,18,24では、本実施例では通常プログラム8の場合、濯ぎ溶液が約60℃の温度に加熱され、一方、強力プログラム14では濯ぎステップ18で濯ぎ溶液が約70℃の温度に加熱される。ソフトプログラム20では本実施例の場合、濯ぎ溶液が50℃の温度にしか加熱されない。] [0043] これに対して本発明の低温プログラム2では、洗浄溶液が洗浄ステップ4で本実施例では約40℃の温度に加熱され、一方、引き続く濯ぎステップ6では濯ぎ溶液が、本実施例では約70℃の温度に加熱される。] [0044] 低温プログラムの洗浄ステップ4中の洗浄能力を向上させるために、低温プログラム2の洗浄ステップ4での循環時間を、通常プログラム8,強力プログラム14およびソフトプログラム20の洗浄ステップ10,16,22と比較して格段に延長することができる。このことは洗浄ステップ4を、その最高温度、本実施例では約40℃に達した後、いわゆる後洗浄フェーズ26の枠内でさらに継続することにより行われる。これにより洗浄溶液温度の低下により洗浄ステップ4は短縮されないが、低温プログラム2の洗浄ステップ4での洗浄作用が他のプログラム8,14,20に対して低下しない。] [0045] その代わりにまたは追加で、他のプログラムの他の洗浄ステップ10,16,22に比較して洗浄溶液量を増量することができる。したがって洗浄用液量の増大によって洗浄作用が改善される。] [0046] さらに低温強力プログラム50を設けることができ、この低温強力プログラムでは本実施例の場合、洗浄溶液が洗浄ステップ52で約55℃の温度に加熱され、一方、引き続く濯ぎステップ6では濯ぎ溶液が約70℃の温度に加熱される。これにより洗浄溶液温度が高められたので、低温プログラム2と比較して洗浄能力が改善され、汚れのひどい洗浄物品を、省エネで洗浄することができる。ここで低温強力プログラム50は、洗浄能力を改善するために後洗浄フェーズ26を有することができる。] [0047] したがって本発明による低温プログラムによって、低温食器洗剤を、不要なエネルギー消費なしで、かつ洗浄能力および乾燥能力は変化させずに使用することのできる食器洗浄機が得られる] [0048] 2低温プログラム 4洗浄ステップ 6濯ぎステップ 8通常プログラム 10 洗浄ステップ 12 濯ぎステップ 14 強力プログラム 16 洗浄ステップ 18 濯ぎステップ 20ファインプログラム 22 洗浄ステップ 24 濯ぎステップ 26 後洗浄フェーズ 28操作パネル 30プログラムキー・通常プログラム 32プログラム選択キー・強力プログラム 34 プログラム選択キー・ソフトプログラム 36 プログラム選択キー・低温プログラム 38選択キー・低温 40 回転選択キー 42 プログラム選択キー・低温プログラム 44 プログラム選択キー・低温強力プログラム 46 第1の群 48 第2の群 50 低温・強力プログラム 52 洗浄ステップ 54 濯ぎステップ]
权利要求:
請求項1 洗浄物品を洗浄するための少なくとも2つの洗浄プログラム(2;8,14,20,50)を有する食器洗浄機であって、該洗浄プログラムは少なくとも1つの洗浄ステップ(4,10,16,22,52)と濯ぎステップ(6,12,18,24,54)を含む食器洗浄機において、該食器洗浄機は、少なくとも2つの洗浄プログラム(2;8,14,20,50)の少なくとも2つの濯ぎステップ(6,12,18,24,54)において、濯ぎ溶液を実質的に同じ高さの最高温度まで加熱することを特徴とする食器洗浄機。 請求項2 請求項1記載の食器洗浄機において、最高温度の温度差が10℃、とりわけ5℃までである食器洗浄機。 請求項3 請求項1または2記載の食器洗浄機において、少なくとも1つの洗浄プログラム(2,50)の第1の洗浄ステップ(4,52)で、洗浄溶液を最高洗浄溶液温度に加熱し、当該最高洗浄溶液温度は、濯ぎ溶液を濯ぎステップ(6,54)で加熱する最高濯ぎ溶液温度よりも低い食器洗浄機。 請求項4 請求項3記載の食器洗浄機において、最高洗浄溶液温度と、最高濯ぎ溶液温度との温度差は少なくとも10℃、とりわけ15℃である食器洗浄機。 請求項5 請求項1から4までのいずれか一項記載の食器洗浄機において、少なくとも1つの洗浄プログラム(2)で少なくとも1つの洗浄ステップ(4)中に、洗浄溶液温度を実質的に最高で45℃に制限し、濯ぎステップ(6)では濯ぎ溶液温度を少なくとも一時的に最低でも55℃に、とりわけ最低でも60℃に調整する食器洗浄機。 請求項6 請求項5記載の食器洗浄機において、濯ぎ溶液温度を実質的に最高で40℃に、とりわけ実質的に最高で35℃に制限する食器洗浄機。 請求項7 請求項5または6記載の食器洗浄機において、濯ぎ溶液温度を少なくとも一時的に70℃に、とりわけ75℃に調整する食器洗浄機。 請求項8 請求項1から7までのいずれか一項記載の食器洗浄機において、洗浄プログラム(2;8,14,20,50)の1つが低温プログラム(2)として構成されており、別の洗浄プログラム(8,14,20)が通常プログラム(8)として構成されており、ここで低温プログラム(8)の少なくとも1つの洗浄ステップ(4)では、洗浄溶液を、通常プログラム(8)の少なくとも1つの洗浄ステップ(10)で洗浄溶液を加熱する最高洗浄液温度よりも低い最高洗浄溶液温度まで加熱する食器洗浄機。 請求項9 請求項8記載の食器洗浄機において、低温プログラム(2)の少なくとも1つの洗浄ステップ(6)の循環時間が、通常プログラム(8)の少なくとも1つの洗浄ステップ(10)の循環時間に相当する食器洗浄機。 請求項10 請求項8または9記載の食器洗浄機において、1つの洗浄プログラム(14,20,50)が強力プログラム(14)として構成されており、ここで強力プログラム(14)の少なくとも1つの洗浄ステップ(16)では、洗浄溶液を、通常プログラム(14)の少なくとも1つの洗浄ステップ(10)で洗浄溶液を加熱する最高洗浄液温度よりも高い最高洗浄溶液温度まで加熱する食器洗浄機。 請求項11 請求項10記載の食器洗浄機において、低温プログラム(2)の少なくとも1つの洗浄ステップ(6)の循環時間が、強力プログラム(14)の少なくとも1つの洗浄ステップ(16)の循環時間に相当する食器洗浄機。 請求項12 請求項1から11までのいずれか一項記載の食器洗浄機において、洗浄プログラム(2,8,14,20,50)は操作者により手動で選択される食器洗浄機。 請求項13 請求項12記載の食器洗浄機において、各選択可能な洗浄プログラム(2,8,14,20,50)にはそれぞれ1つの選択要素(30,32;42,44)が割り当てられており、または選択要素(40)には、洗浄プログラム(2,8,14,20,50)の数に相当する数の選択可能性が設けられている食器洗浄機。 請求項14 請求項12記載の食器洗浄機において、少なくとも1つの第1の選択要素(30,32,34;40)と第2の選択要素(36,38)が設けられており、少なくとも1つの選択可能な洗浄プログラム(2,8,14,20,50)が、前記2つの選択要素(30,32,34,40;36,38)の所定の組合せに割り当てられている食器洗浄機。 請求項15 請求項14記載の食器洗浄機において、選択可能な洗浄プログラム(2,8,14,20,50)が少なくとも2つの群(46,48)に割り当てられており、ここで第1の群(46)の洗浄プログラム(8,14,20)にはそれぞれ1つの選択要素(30,32,34)が割り当てられているか、または選択要素(40)は洗浄プログラムの数に対応する数の選択可能性を備え、第2の群(48)の洗浄プログラム(2)は、2つの選択要素(30,32,34,40;36,38)を同時に、または順次連続して操作することにより選択可能である食器洗浄機。 請求項16 請求項15記載の食器洗浄機において、第2の群(48)の少なくとも1つの洗浄プログラム(2)で、洗浄溶液を最高洗浄溶液温度に加熱し、該最高洗浄溶液温度は、濯ぎ溶液を第1の群(46)の洗浄プログラム(8,14,20)で加熱する最高濯ぎ溶液温度よりも低い食器洗浄機。 請求項17 請求項1から16までのいずれか一項に記載の食器洗浄機において洗浄物品を洗浄する方法であって、洗浄物品を洗浄するための少なくとも2つの洗浄プログラム(2;8,14,20,50)から選択するステップを有し、該洗浄プログラムは少なくとも1つの洗浄ステップ(4,10,16,22,52)と濯ぎステップ(6,12,18,24,54)を含む方法において、濯ぎステップ(6,12,18,24,54)では濯ぎ溶液が、実質的に同じ高さの最高温度に加熱される方法。 請求項18 請求項17記載の方法において、最高温度の温度差が10℃、とりわけ5℃である方法。 請求項19 請求項17または18記載の方法において、少なくとも1つの洗浄プログラム(2,50)の第1の洗浄ステップ(4,52)で、洗浄溶液が最高洗浄溶液温度に加熱され、当該最高洗浄溶液温度は、濯ぎ溶液を濯ぎステップ(6,54)で加熱される最高濯ぎ溶液温度よりも低い方法。 請求項20 請求項19記載の方法において、最高洗浄溶液温度と、最高濯ぎ溶液温度との温度差は少なくとも10℃、とりわけ15℃である方法。 請求項21 請求項17から20までのいずれか一項記載の方法において、少なくとも1つの洗浄ステップ(4)中に洗浄溶液温度は実質的に45℃を越えず、濯ぎステップ(6)で濯ぎ溶液温度は少なくとも一時的に55℃、とりわけ60℃に達する方法。 請求項22 請求項21記載の方法において、濯ぎ溶液温度は実質的に40℃、とりわけ実質的に35℃を越えない方法。 請求項23 請求項21または22記載の方法において、濯ぎ溶液温度は少なくとも一時的に70℃、とりわけ75℃を越える方法。 請求項24 請求項17から23までのいずれか一項記載の方法において、低温プログラム(2)として構成された、または通常プログラム(8)として構成された洗浄プログラム(2,8)が選択され、低温プログラム(8)が選択された場合、洗浄ステップ(4)で洗浄溶液が最高洗浄溶液温度まで加熱され、該最高洗浄溶液温度は、通常プログラム(8)が選択された場合の洗浄ステップ(10)で洗浄溶液が加熱される最高洗浄溶液温度よりも低い方法。 請求項25 請求項24記載の方法において、低温プログラム(2)の少なくとも1つの洗浄ステップ(6)の循環時間が、通常プログラム(8)の少なくとも1つの洗浄ステップ(10)の循環時間に相当する方法。 請求項26 請求項24または25記載の方法において、強力プログラム(14)として構成された洗浄プログラムが選択され、ここで強力プログラム(14)の少なくとも1つの洗浄ステップ(16)では、洗浄溶液が、通常プログラム(14)が選択された場合の少なくとも1つの洗浄ステップ(10)で洗浄溶液が加熱される最高洗浄液温度よりも高い最高洗浄溶液温度まで加熱される方法。 請求項27 請求項26記載の方法において、低温プログラム(2)の少なくとも1つの洗浄ステップ(6)の循環時間が、強力プログラム(14)の少なくとも1つの洗浄ステップ(16)の循環時間に相当する方法。 請求項28 請求項17から27までのいずれか一項記載の方法において、洗浄プログラム(2,8,14,20)は操作者により手動で選択される方法。 請求項29 請求項28記載の方法において、各選択可能な洗浄プログラム(2,8,14,20,50)に割り当てられた選択要素(30,32,34;40,44)に基づいて、または洗浄プログラム(2,8,14,20,50)の数に相当する数の選択可能性を備える選択要素(40)に基づいて選択が行われる方法。 請求項30 請求項28記載の方法において、少なくとも1つの第1の選択要素(30,32,34;40)と第2の選択要素(36,38)に基づいて選択が行われ、少なくとも1つの選択可能な洗浄プログラム(2,8,14,20,50)が、前記2つの選択要素の所定の組合せに割り当てられている方法。 請求項31 請求項30記載の方法において、選択可能な洗浄プログラム(2,8,14,20)が少なくとも2つの群(46,48)に割り当てられており、ここで第1の群(46)の洗浄プログラム(8,14,20)にはそれぞれ1つの選択要素(30,32,34)が割り当てられているか、または選択要素(40)は洗浄プログラムの数に対応する数の選択可能性を備え、第2の群(48)の洗浄プログラム(2,50)は、2つの選択要素(30,32,34,40;36,38)を同時に、または順次連続して操作することにより選択される方法。 請求項32 請求項31記載の方法において、第2の群(48)の少なくとも1つの洗浄プログラム(2,50)で、洗浄溶液が最高洗浄溶液温度に加熱され、該最高洗浄溶液温度は、第1の群(46)の洗浄プログラム(8,14,20)で濯ぎ溶液が加熱される最高濯ぎ溶液温度よりも低い方法。
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同族专利:
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